ソウル半導体、特許訴訟100戦100勝 ESG、公正な社会に向けて闘魂
2022.10.26
ソウル半導体、特許訴訟100戦100勝
ESG、公正な社会に向けて闘魂
グローバル光半導体専門企業であるソウル半導体株式会社は、同社が保有する18,000件の特許に含まれるハイパワーLED製品を製造するために必要な特許技術を侵害した製品に対して、販売禁止命令が下されたと発表しました。
今回の特許訴訟での勝利により、ソウル半導体は2003年以降、100件目の訴訟で全て勝訴し、「100戦100勝」という大記録を達成しました。同社は創業以来30年間、光半導体の研究開発に専念し、業界で圧倒的な水準である18,000件以上の特許技術を開発し、それにより光の新しい時代を切り開いています。代表的な第2世代技術として、ワイカップ(WICOP)技術があります。ワイカップは、LED製造に必須の部品であるワイヤーやパッケージを必要とせず、光学レンズを使わなくても同じ機能を実現できます。また、ミニLEDやマイクロLEDはもちろん、自動車のインテリジェントヘッドランプ(ADB、アダプティブドライビングビーム)もワイカップ技術なしでは製造できません。
ドイツのデュッセルドルフ裁判所は2022年10月、グローバル最大流通商の一つであるマウサー(Mouser Electronics Inc.)を通じて販売されていたルミナスデバイス(Luminus
Devices, Inc.)とライトオン(Lite-On, Inc.) 製品などに対して販売禁止命令を下した。
[写真1]ソウル半導体の代表的な第2世代LED技術であるWICOP
販売禁止対象になった製品を製造したライトオンは、2021年4月、 米国で、ソウル半導体関係会社の米国セティ(SETi)からも特許侵害訴訟に提訴された。それだけでなく、日本のNS(Nitride
Semiconductor)と米国のニテック(Nitek)からも特許侵害の疑いで米国テキサス裁判所に訴えられるなど4社の特許を侵害している。
ソウル半導体は、日本のエンプラス(EnplasCorporation)、台湾のエバーライト(EverlightElectronicsCo.、Ltd.)の場合のように、侵害認定なく、適当なノイズで顧客と市場の焦点をぼかす行為は、費用を問わず、知的財産尊重文化の広がりを通じて公正な社会を作るために強力に対応する方針である。ソウル半導体は最近4年間、欧州だけで携帯電話、IT製品と照明製品など多様な特許侵害品に対して8件の販売禁止判決を受けた経緯がある。
農夫の息子であるソウル半導体のイ·ジョンフン代表は「生まれることには不公正がありうるが、人生においてのチャンスは公正でなければならない」として「多くの大きな企業がESGをマーケティングする一方、陰では知的財産を無視する二つの顔のをしているが、これらの企業が公正な社会に向かう道を阻んでいる」と話した。
[写真2]様々な製品に適用されているソウル半導体「特許技術」
Contacts
Seoul Semiconductor Co., Ltd.
Jinseop Jung
Tel: +82-1566-2771
Email: jjs8732@seoulsemicon.com